硝子の内部が結露の状態でした
取替える前の状態です。
硝子の表面は濡れていません。
ペアガラス(二枚の硝子)の内部が濡れているのです。
そのため拭き取ることは出来ません。
水を抜く穴はありません。
この症状がでた場合は、新しい硝子に交換するしか無いのです・・・。
広範囲で内部結露が進んでいました。
硝子全体が内部結露しています。
なぜ、こんなことに???
ペアガラス(=複層ガラス)とは?
ガラスとガラスの間に空気を挟んでいる硝子です。1枚の硝子よりも優れた断熱性能を持っています。
ペアガラスの内側に特殊な金属膜をコーティングし、さらに断熱性能が高いものが「Low-E硝子」(ローイーガラスと呼びます)です。
どちらの場合も、ガラスとガラスの間の空気層を作るために、スペーサーを挟みこみ乾燥剤を注入し封着材で固定しています。写真で黒く見えているのが封着材にあたりますが、この部分が劣化すると切れてしまったりします。そこから空気が入り少しずつ結露が起こってしまうのです。
ちなみに、現象が起こると止めることはできないのです。
硝子取替のついでに、窓のチェックもいたします。
同じように内部結露を起こしている硝子が6枚ありました。
硝子を採寸している際に、2階の窓の破損を確認。
外の破損、しかも2階なので日常では気が付きませんよね。
放っておけない破損だったため、ご説明して硝子と同時に交換しました。
窓の開閉もチェックし調整して終了しました。
ご存じですか!?
「窓の硝子交換」は違うメーカーでも問題なく対応できます!
窓のメーカーは気になさらないでください。
ガラスのことどんなことでも、どうぞお気軽にご相談くださいませ。
MADOショップ手稲星置店 秋山郁子
フリーコール 0120-4134-09
「ずっと前から気になっていたから、やっと交換できてスッキリした、本当に良くなったね」とお喜びでした。お話を伺うとずいぶん前から症状があったそうです。
今回交換したLow-E硝子には10年保証がついていることをご説明したところ、大変安心されていました。